うちの職員の排泄用エプロンは後ろで結ぶタイプである。

バタバタと介助をしていると、いつの間にか解けてしまっていることがある。
申し送りをしていると、腰の辺りに気配があり、振り返ると、ある利用者さんが解けた紐を結んでくれていた。
お礼を言うと「ハイハイ」と笑顔で、まるで子供に言っているような姿にも見える。他のスタッフにもしてくれている。

何もできない方だと、こちらが勝手に思っていた。
ちょっとしたことだが、今度からやってもらおうと思う。
役割の1つなのかな。