居室で過ごされることが多く、表情も険しく、特定の職員には笑顔も見せ会話されたり、お願いも聞いてくれていた。
トイレでは自分で下着の上げ下ろしはされるが、
居室では最初から全くしようともされず何故だろうと思っていた。

PTによるリハビリ介入が始まり、
リハビリだけではなく励ましの言葉であったり優しい声かけ、関わりにより
PTと会話されている時に笑顔であることに気づいた。

それで自分がO氏の入浴担当の日に、着脱、浴槽への出入りに低姿勢で、
励ましながら優しく協力動作をお願いした。
本人も「頑張る」と。
リハビリの甲斐もあってか一連の流れをスムーズにできた。
その後も笑って会話し、とても嬉しく一日幸せな気持ちで過ごす事ができた。