2014.10.26 熊本市内で、
徘徊者発見・声掛け模擬訓練を行った。

模擬訓練実施後のディスカッションとして、
感想や体験談を発表し合う時間を設けた。
「一番初めに、どんな声掛けで始めれば良いか」
に悩んだ・・・一歩目、一言目が難しかった・・・。
との感想が一番多かった。

徘徊者に対応した経験がある地域住民も
たくさんいることに驚いた。

徘徊者発見ケース①
道を歩いていると、
徘徊者のほうから、声を掛けてきて、
「道に迷った。助けてくれ。」とのこと。

「まあ、それは大変。私でよければ・・・」
と声を掛けると、

「あんたが本当に助けてくれるまで、この手を離さんよ。」
「助けてはいよ。(助けてください。)」
と、ギュッと、腕を掴み、助けを求めてきたという。

地域で生活していると、
様々な認知機能レベルの徘徊者と出会うことだろう。
声掛け、「ハナス」ことの大切さを感じた。

①相手との距離感・間合いを計る。(離す)
②相手を知るためにコミュニケーションを図る。(話す)。
③無感心で放置してしまうことだけは避ける。(放す)