お酒好きなお兄さんは65歳独居、妹さんは近くに在住。
お兄さんはお酒で体を壊してしまい何年も治療中です。他の生活習慣病もあり、たくさんの薬をスーパーマーケットの袋に詰めて大事に持って来ていました。「先生がちゃんと飲んでねって言ってくれてるから」と酔った呂律で教えてくれた。
先生は「お酒は飲まないでね」とちゃんと指導している。でも、ちょっと(?)楽しみに浸ってしまうとその度、手足が攣って痛くて困り救急車を呼んで運ばれて来る。
一人暮らしの夜は不安が強くなるのでしょう。帰り道は妹さんを頼りにしているのでしょう。この方の生活保護担当者は夜中は時間外だから救急病院は拠り所なのかも…
真剣に病気を治すならば、アルコール依存と心の専門家のコラボが必要となるのでしょう。
今のままだと、「夜の救急外来お馴染みさん」になりそうだ。ちょっと、せつない。
地域の関連職との連絡は必要だ。はい。明るくなってから!
コメント 8件
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スペシャルサンクス
私のもとだんなさんのお兄さんは、激症肝炎で生命の危機まで。今は断酒会のある精神科で断酒をし、再びアルコールを口にすることはなくなりましたが、脳梗塞で車イス生活をしています。もとだんなさんは仕事から、重度のうつ病になり、私のもとで10年のひきこもり、入院を経て、今は病院の近くで闘病しています。
ふたりとも、社会復帰はできませんでしたし、私自身は家族として、ゴミ屋敷をかたづけたり、だんなさんのかわりに働くことしかできませんでしたが、病院のソーシャルワーカーさん(救急病院と精神科病院両方でお世話になりました。)の素晴らしい専門性に助けられ、どうにか生きていてくれてます。患者家族として、ナースの資格を持つものとして、とても勉強させていただきました。
誰かが主になって動かなければ、なにも変わりません。この人が幸せになりますように。
私もいつもそう思いながら仕事させてもらってます。
いい方法が見つかることを祈ってます。
Nao,178さま
コメントありがとうございます。
きれい事ではなく、幸せになってもらえるといいですよね。
幸せの感じ方は人それぞれだから、本当のところはその後の患者さんしかわからない部分もあると思いますが…
正しい知識の伝達だけでは患者さんは変わらないし、患者さんの元気も出ないんじゃない?なんて思います。
相手の腑に落ちるような対話の職人技を持てるといいなぁ…と思います。逆の場合、そうですから。
よく、他職種の方の対話の仕方をみて感じて「こんなにバタバタ忙しいのに患者さんの心までも軽くしてるわ、すごいな」と、有難くて感動する事があります。その夜もそうでした。
身内の治療になるとまたちょっと違って、私の場合ですと長女、嫁、妻等の役割も入ってきて、なんだかすごくエネルギーを使う事があります。
いずれにしましても、自分の健康管理あっての事、どうぞお体ご自愛ください。
◇温かい思いが込もったコメントを頂いたので私、午後からの仕事、頑張れそうです!
かたぎりさん。早速の返信ありがとうございます☺
看護師の世界だけに浸っていたら、なんの進歩もない。それが最近私が出した答え、自分の看護師としての道標です。
他職種、多職種…🌠いわれはじめたころは、必要性がわからなかったのですが、老健、回復期リハビリ病棟と勤務してきて、対応のやり方、専門性、視る角度の違い。様々なものを学ばせてもらっています。
あ今は高次脳機能障害について、リハビリスタッフと意見交換できるようになるくらい、勉強しようと思っています。だって、私の受け持ち患者さんが抱えてる問題だからです👍
この患者さんたちが、ご家族に笑顔を見せてくれる瞬間を楽しみに、自分の知識を高め、専門性をもったケアができるようになりたいです。
妻、母、長女。私もずっと背負っています。
あ❗妻はもう終わったか(笑)
大変だけどお陰で随分視野が広くなりましたよ🎵
余談ですが(笑)
わたしもかたぎりさんと、こんなやり取りができたので、穏やかな優しい気持ちで夜勤に入れます。
今夜も患者様が、よく眠れ、笑顔いっぱいの朝を迎えてくれるよう、がんばってきますね。
ありがとうございます。
追伸。
夜間救急外来は、心のケアを求めてくる人が多いですよね。
そのお酒好きのお兄さんは、かたぎりさんに心配してもらえて、よかった。
思いは伝わる。私はそう信じています。
かたぎりさん
コメント読ませていただきました。
私は今までの職歴の中で外来業務にほとんど携わった経験がありませんので、この方のような事例に対して第一線で接するという経験をした事がありませんでしたが、Nao,178さんと意見交換をされた文章から、かたぎりさんのお気持ちを知ることができました。
かたぎりさんにご質問があります。
今後、この方へどうアプローチされていかれる予定なのか、お考えを教えて頂けると、私を初めとしてけあぴに参加されている他の皆様が、同じような場面に遭遇し、同じような立場になった時に、ヒントになるのではないかなと思いました。差し支えなければ教えて頂けるとありがたいです。
まり さん
コメントありがとうございます。
考えて行動出来た所まででよろしいですか。
"私が明るくなってから!(管理当直が明けてから)"のあとまず、その患者さんを退院支援した部署の看護師に様子を報告しました。
生活保護を受けている方だったので、福祉の担当者の方に一報入れたほうが良いと考え、その看護師経由でMSWとも情報共有してもらいつつ判断してもらうようにしました。医師間は診断と治療レベルで連携されるようシステム化されています。
私は 一部分でしか関わっておりませんので、できる範囲はひとまずここまででその後は、通院している所のMSWや生活保護担当者の方に必要とされる支援を継続してもらいたいと思いました。
まりさん、返答になっていますでしょうか?
ご意見頂けると嬉しいです。
かたぎりさん
お答えありがとうございます。
なるほど、この方はそのような経過を辿られたのですね。
この方のように、特殊な環境におかれている方に対して継続支援を行う為には、病院だけではなく地域の諸施設とも連携を図っていく等、たくさんの支援が必要となるという事が確認できました。
退院後の経過に対して想像の段階になってはしまいますが、こちら側からアプローチをしたくても、当事者が心身共に受け入れる体制になっていない時も多々ある事と思います。
かたぎりさんがコメントされているように色々な職種が連携をとって継続的にみていくという形が今はベストなのでしょう。
私は、病棟勤務をメインにしてきましたが、入院されている方の中で同じような症例の方にも出会いました。その中で、自分自身がもっと関わりたい・関われば良かったと何度も思いました。自身の職種からの観点になりますが、受診時や入院期間中だけ患者さんを看るという事ではなく、退院後の生活まで見据える事の大切さが、本当の継続看護に繋がるのではないかなと思っています。
まりさん
ありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。
意見を交わす事が出来て嬉しいです!