大切に思っていることは、ご利用者に対して「介護をさせて頂いている」という気持ちです。変に謙虚になっているわけではありません。サービスを提供する側としては当たり前の感覚でしょう。この感覚が鈍ってしまう時がある、だからこそ常に点検しておきたい言葉です。

介護の仕事を始めた頃は、日々持っていた気持ちです。仕事の年数を重ねていくうちに「忘れてしまっていないだろうか」時折、立ち止まって考えます。ご利用者の思いや気持ちを考えずに「手伝ってあげている」という気持ちで仕事をしていたことに気が付く時、大いに反省させられます。

<介護過程>を学び直したこともきっかけでした。
「その人が出来ることを見つける」「相手の立場になって考える」
介護サービスを提供するうえで極めてシンプルなことですが、改めて気付かされることが多いです。学問や理論を学ぶだけでなく、実務と照らし合わせる学び方は、私に合っているようです。

介護の仕事で大切なのは「その人を知る」知った上で、相手の立場になって考えたり感じて、支えになりたいと思い行動すること。私はそう思っています。