最近感動したことがあります。

毎月、アコーディオン演奏で施設に来てくださるボランティアの方が居ます。
実は、急なお願いを聞いて頂きました。それは、
「亡くなったご利用者のためだけに演奏してもらえないか」とお願いをしたのです。

その方は「こんな形で演奏をするのは初めてです」と言いながらも、快く引き受けてくださいました。ご利用者に手を合わせ、思い出話をたくさんしてくれて。
亡くなったご利用者の十八番「♪若いお巡りさん」を弾いてくれました。ご家族と共に唄ってお別れができました。

長い間ずっと一緒に過ごしてきた方だったので、思い出がたくさんあり、お別れはとても悲しかったけれど。素敵なアコーディオンの演出のお陰もあって、いつまでも心に残るひと時にすることができました。

介護は特別な仕事、大変な仕事とイメージがあるらしく「大変ね」とよく言われますが、こんな素敵な時間を過ごせる事だって介護現場にはあるのです。
私達の仕事は「ものづくり」のように完成品は無く達成感ややりがいを感じることが、わかり難く見え難いようです。確かに長い時間をかけて関わり続けることが時には、苦になる事もあるでしょう。でも物事には必ず表と裏があります。長い時間をかけられるからこそ、得られるものがあると捉える事ができると幸せですね。