人は誰でも歳をとる。歳をとる事に対する「負のイメージ」それに関わる仕事への「負のイメージ」
なんだか思い込みが強いなぁと感じる。

認知症にならない為の生活を社会がこぞって模索する。
認知症になっても家族の関係性が壊れないような認知症になっても生きていける社会にするのではなく、なったらお終い、自分だけはなりたくないと考える。

少し視点を変えてみよう。
「老い」という誰にでも訪れるその時間、誰も避けることが出来ないその時を支えて、如何により良い時間にしていくか最期の時を迎えて頂くか。

例えば、昔の話ばかり聞かされると思うのか、知識の宝庫としてまた様々な生き方の面白さに触れて成長できると考えるのか、捉え方で180度変わってくる。
仕事のなかにやりがいや楽しみを見つける、仕事に誇りを持つ、介護だけではなく当たり前に仕事をするうえで考えること。
高い専門性が必要とされる、多くの人から必要とされる仕事。
その仕事の価値を高める為に、専門職として成長していくために、介護は身の周りのお世話をするだけの仕事、知識やスキルが無くても出来る仕事ではなく、一生かけて自分を磨いていく仕事であるという自負を働く職員が持つこと、持てる様な職員を育成する環境を整える。
介護業界は職員を大事に育ててくれる、という実感が持てるやりがいのある業界になることで世間の捉える見方を変え、志して定着する人材も増えていくのではないか。