認知症が進み、コミュニケーションも取りにくくなって来られ、
「家で飯ば喰わんごとなりました」と息子さんからの情報。

施設では、昼食・夕食を提供。
自宅での食事提供が困難ならば、施設で食べる食事だけは、しっかり食べてもらいたい。
スタッフの強い思い。

食べこぼしも多くなり、手づかみで食べられる。
口の中にはなかなか入らない。

介助する事は、簡単だけど、
僅かでも自力摂取することが可能ならばと、昼食の主食を食パンにしてみた。
これならば手で握って食べられると。

四角いままでは、食べにくいだろうとカット方法も試行錯誤。
スムーズに食べられたのは、

スティック状のカットした時。

同じ味では、飽きるからといろいろなジャムを準備。
お気に入りは、ブルーベリージャム。
息子さんの協力で朝ごはんは、パンを持参。「このパンは、好きみたいです。」
と毎日欠かさず持参されます。美味しそうに頬張るAさん。