以前、友人たちと酒を酌み交わしている席で「お前はスゴイよなぁ。俺は他人の便を触ることなんて、絶対にできないね。」と言われたことがあります。
私の仕事に対する世間一般のイメージは3K。きつい・汚いが強く認知されていることを実感させられる出来事でした。実際には、排泄介助の場面で便まみれになるようなことはありませんし、ましてや排せつ介助だけやっている訳ではありません。私は友人にいろいろ説明を試みましたが、結局友人の返答は「やっぱり俺にはできないね。」でした。それ以来、私は自分の仕事について「大変なお仕事ですね」なんて聞かれたときには「いいえ、すごく楽しいですよ!」と深く語らず、一言伝えるだけにしています。
世間一般の方は、私の仕事をどう思っているのか、そのギャップをどうすればよいか、と考えた時に上記のようなエピソードのようにとても難しいと感じました。ですから、私は「大変ね」と言われたときに「そんなことありませんよ。楽しいし面白いですよ」と笑顔でいうことで「え?そうなんだ」と思ってもらうだけでも良いと考えるようになりました。身近な人たちとの会話でも意識することで、拡がりが見いだせるかもしれません。子どもたちから学校の友人にも影響するかもしれません。家内のパート仲間だって大切な情報ネットワークです。
以前、叔父の法要で岩手に出かけた時にも従姉妹たちから「大変ね」攻撃を受けましたが、そこはいつものように笑顔で「楽しいですよ!」と答えていました。数か月後にその従姉妹から「ちょっとでも介護のことで話したいんだけど」と電話をもらったことは、私の態度が少しでも世間一般に影響を与えることが出来たのかな、と嬉しく思いました。