温泉があって、スタッフも地域の方々も子どももお年寄りもみんなが入れる。入浴料もみんなに払ってもらう。受付(番台)は、誰がいいかな。これもみんなが代わる代わるで担当できたら面白そうだ。
こんなことを考えていると面白くてわくわくする。つまりは、温泉でなくてもいい。介護施設という既存の枠組みで考えることなく、そして介護につきまとう負のイメージに囚われることなく、みんなが居心地良く過ごすことのできる環境をつくることを目指したい。

施設の中だけでなく、様々な方との交流を持てる場づくりもいい。ふらっと寄って、誰かと会い、話に花が咲く。女性は得意だけど、男性は、、そんな不安さえも吹っ飛ばす場にしたい。施設の中にだって、魅力的な場をつくることができそうだ。衛生管理など気を付けるべきポイントはしっかりと抑えながら(これこそプロとして職員の仕事)庭を子どもたちが遊べる公園風にしてみたり、ものづくりにお年寄りの知恵を借りることができるような雰囲気をつくってみたりしたい。

介護のイメージはこれからみんなでつくっていこう。先進的な介護現場も全国に生まれている。みんなの場で起こっていることを少しずつでも取り入れながら、介護に関わる人たちの笑顔が増えればいいと思っている。
人との関わり、ふれあいの暖かさを感じてもらえる空間づくり。私たちの仕事はこんな姿を実現する仕事である!