食事摂取量にムラが見られたAさん。
B栄養士は嗜好調査を実施し、本人より
「お肉やお魚など切り身のままをお箸では食べにくい。でも、刻んであるものは食べたくない。」
お魚は皮が好き。皮のついている魚が食べたいと要望あり。

もともとパーキンソン病があり、手に力が入りにくく、おはしで魚を切ったり、ほぐしたりという細かい作業が難しいようである。

そこでB栄養士はお肉やお魚など、細かい作業を要する物をお箸でつかみやすく、食べやすい一口大の大きさに切り、魚は皮を付けたままで提供してみた。
するとAさんは介助を必要とせず、自分でスムーズに食べる事ができた。
食事摂取量がUPした。