ある日の夕方、日勤業務をほとんど終えた入職したての看護師Kさんに、夜勤にきた私が話しかけた。  
「どうですか?慣れましたか?」と言う話から、施設看護と病院看護の違いについて話が弾んだ。

Kさん曰く「老健の入所者さんの顔は生き生きしていますよね。人間らしい顔!」「長いこと病院勤務していたけど、入院している方々は無表情になってしまう。それが嫌で、老健に再就職したんです!」

同感!同感!全くその通り!病院に入院し、大病と闘ってきた方々は、何歳になろうとも、強い!そして、私達スタッフも強く生きる高齢者の方々の健康管理をさせてもらいながら、生きる力をもらっている。

そこにその人の笑顔があるから頑張れる!
再び病院看護の道に入る私…
老健で仲間や利用者様から教えてもらった事を大切にし、精一杯頑張る。
どこに行っても看護は看護。心に寄り添うケアを目指して。