ある日の夕方、日勤業務をほとんど終えた入職したての看護師Kさんに、夜勤にきた私が話しかけた。
「どうですか?慣れましたか?」と言う話から、施設看護と病院看護の違いについて話が弾んだ。
Kさん曰く「老健の入所者さんの顔は生き生きしていますよね。人間らしい顔!」「長いこと病院勤務していたけど、入院している方々は無表情になってしまう。それが嫌で、老健に再就職したんです!」
同感!同感!全くその通り!病院に入院し、大病と闘ってきた方々は、何歳になろうとも、強い!そして、私達スタッフも強く生きる高齢者の方々の健康管理をさせてもらいながら、生きる力をもらっている。
そこにその人の笑顔があるから頑張れる!
再び病院看護の道に入る私…
老健で仲間や利用者様から教えてもらった事を大切にし、精一杯頑張る。
どこに行っても看護は看護。心に寄り添うケアを目指して。
先日、病院外来で、語り合った看護師さんとばったり会いました🎵
検査データをもって老健へと走っていきました。誰かが具合が悪かったのでしょう。
「早く老健に帰ってきてください。もう一度一緒に看護がしたいです🎵」って。
施設を超えたチームケアを目指そう❗
最近出会った、あるチーム(理学療法士)の方々。
ここにも、やっぱり「兄貴分」⇒この人を目指したい!この人と働きたい!
が、いらっしゃいました。
業界問わず、働くことの魅力の一つは”誰と働くか”だと感じます。
きっと、サービスを受ける利用者側も、
誰と時間を過ごすか。は、重要なことなのですよね。
特に、ケア・介護は人がサービスそのものだと感じますから。
そうなんですよね!病気だとしても入院中に食事が入らない方が施設に帰って来ると驚くほど食べ出したり、看護サマリーに「立ち上がりなし」と記入してあったとしても施設では元気に歩き出す方も不思議といらっしゃいますね。きっと入居者様も「生活の場」である施設に帰られて安心されたのでしょうか。できるだけ口から食べてくれる事にこだわり、トイレで排泄が出来るようになる事に一生懸命になり、上手くいった時の入居者様と職員の笑顔は最高ですよね。
私達からすれば施設看護の事、認知症高齢者を理解してくれる看護師さんが病院に居てくれるということは、とても安心するのです。