最近いつも、杖を忘れてしまうAさん。
歩行は不安定になりがちで、易転倒性のため、
スタッフとしては、きちんと杖を使ってほしいという思いです。
そんなの今日のランチョンミーティングでの出来事。
「Aさん、杖を手に持ってはいるけど、使わないんです。どうしましょ?」
「そうよね、手に持っているんだけど」
「肝心の杖は宙に浮いたまま歩いちゃうよね・・・。」
みんな、どう説明しようかと悩んでいます。
「ところで、いつも、Aさんに、何て声掛けしてます?」
「えっ?Aさん、杖忘れてますよ。危ないから杖持ってください。・・・って」
「あっ!!!」
みんな、気付きました。
Aさんは、スタッフが言う「杖持ってくださいね」という
助言を鵜呑みにして、素直に持っているんです。
「今度から、杖をついて歩きましょう・・・って言わなきゃね。」
次回からの変化が楽しみです。
※写真は、参考まで(スタッフです)。
冗談みたいに受け取ってしまう話。
事実は、どうだったのでしょうか。
この後が気になります!
スタッフ全員で、声掛けに気を配りはじめ、きちんと正しく使えるようになりました。声掛けって大事だなぁって改めて感じました。
”きちんと杖を使って(歩いて)ほしいという思い”を叶える言葉は、
×「杖忘れてますよ。危ないから杖持ってください。」
○「杖をついて歩きましょう。」
言葉って大切ですね。