在宅時でも夜間トイレに起きられ、
家族は2時間おきのトイレ介助を行って大変だったとのこと。
老人福祉施設に入所後、高齢でもあり、活動意欲も減少し、私達は何をこの人にしてあげることができるのだろうと考えることが多々あった。
大好きな折り紙や俳句を書くことさえできなくなってきた。
そんな中ある日トイレで排便がみられた。
「やっぱりトイレじゃないと出らんもんな。ありがとう。」と言われた。
今までの当たり前の生活習慣をしただけなのに。
普段、私達が行っていることは、大事なこと。
やっていたことには意味があったのだ、と少し心が救われた。
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