現場にいる時は、全体を見渡すことを心掛けています。
管理監督をする役割には居ながらも、個別の業務に入ることもしばしば。そこに入り込んでしまうと、全体の調和が生まれません。ひとつが素晴らしく良くても、できないこと「穴」があってはならない。だからこそ、上手な配置や役割分担が介護現場には重要だと思っています。

私の強みは「調和」を図ることです。人と一緒に仕事をするとき、各々の強みが活かされる事をイメージして(時には直接聞いてみます)段取りを行います。そこで、生まれる穴を埋めるのが私の出番。穴を穴で見過ごしてはいけません。

ケアプランが来た時。その人に本来必要とされることをタイムリーに段取りたいところです。例えば排せつ表。どのような方法で? どのタイミングで? 何が必要とされるのか?その人らしいケアを提供するためには、日ごろの情報が欠かせません。ケアプランという情報源があっても、活用されなければ意味の無いものになってしまうのです。穴は、少しの気の緩みからも生まれます。排せつ表が更新されていなかったり、最適なプランで無くなっていたりします。それでは、質の高い介護ができていると言えません。

私は、ケアマネでもあります。情報を得る機会も多いので、それらの情報を上手く職場やチームに還元するか。情報を行き渡らせるか。調和する事を常に意識しています。