例えば、依頼を受けてヘルパーさん達に「右片麻痺の方の一連の入浴介助をお願いします。」と伝達します。

恐らくヘルパーさん達は、衣類着脱はどうするか?歩行介助や浴槽のまたぎが上手くいくか?などなど…技術面を気にされると思います。
安全に入浴介助を行うために、とても大切なことです。

そこをもう一歩踏み込んで考えて配慮した介助ができれば、なお良いと思います。

それは…ある日突然脳卒中になり、健康だった体が動かない喪失感、なんで自分だけ?といった孤立感、過去の生き方の後悔…も抱かれていると思います。

既に意識されつつ対応されてる方もいらっしゃるとは思いますが、
やはり、技術面のみ考えてしまう介護士さんが多いような気がしています。

精神面も含めたケアができれば、利用者さんとの信頼関係が深くなり、より良好なケアに繋がると思います。