4月26日水曜日
今日から市内8ヶ所目となる認知症カフェをスタートさせることができました。
市内で初めてリハスタッフが関わるカフェです。

あえてコミュニティカフェと打ち出すことで、色々な人たちがごちゃまぜな空間を作る。
全く接点のない人同士が繋がることで、色々なことをノーマライズしていく。

コンセプトは「多世代」と「心地よい居場所」

場所はあえて街中のお店にご協力いただいています。
地域住民の方々や地域で活動されている団体の方々、行政の方々、大学院生などなど40名ほど集まっていただきました。

そんな中、老健の作業療法士が魅せてくれました。
チラシには「リハビリ専門職が元気が出る体操をします!」と書かれていました。

体操のイメージを固められてこられた参加者の皆様。
そのイメージは覆されました。
元プロミュージシャンの彼は「体操」が重要なのではなく、その先の目的を達成するために「体操」が必要だと言うこと。
クラブカルチャーは人々が共通の楽しみを求めて集まっていること、普段全く違う業種の人達でも同じ趣味を持っていれば自然と繋がれること。
それはこのコミュニティカフェにも当てはまると言うこと。
ここまで全く「体操」をせずに参加者の心を引きつけていきます。

そして、音に合わせて体を動かすことの効果を伝え、ここをクラブにしてみましょう!と誘いました。
初めは恥ずかしがり、変な空気が流れましたが、立ち上がり、音楽がなると…
みなさん自然と体が動いてきました。
多世代が共通の音楽、ダンスを通じて一体感を生み出した瞬間でした。

リハ専門職は「リハビリ」しなくても効果は出せるんです(笑)