Aさんは、脳梗塞により構音障害・嚥下障害を呈している方です。
入院での摂食嚥下訓練を経て、普通おおのご飯・刻み食・水分(とろみあり)にて退院されました。

その後、在宅にてBさんの手料理にて一日三食摂取されています。
しかし、在宅での食事では肉・魚・野など様々な食形態があり、刻み食にしても口の中に食べ物が残る場合があります。
そこで、ある病院の外来リハビリをしていたBさんは言語聴覚士のHさんに相談しました。

Hさんは、
「口の中に食べ物が残っている場合は、ゼリーやヨーグルトなど飲み込みやすい形態を交互に食べて頂けたら、口腔内残留は除去できますよ。でも、退院時より、ムセが多くなったり、飲み込みが難しいと感じたらすぐに主治医に報告してくださいね」と伝えました。

Bさんは、さっそくご本人が大好きなヨーグルトを毎食出す事で口腔内の残留が減少しました。