物忘れがあり、地域の中でも道に迷うことが出始めたAさん。
一緒に近所のスーパーへ買い物に行くと、いつものようにカートを押しながら、目的の商品をかごに入れ、レジへ。
レジでは、「お会計、333円となります。」と言われ、
Aさんは、小銭で膨れ上がった財布を取り出すと、

1万円を差し出しながら「これで足りますか・・・?」

このときに、計算が苦手になっていることに気付きました。
数字は読めても、数字の意味(大小、位、桁)を理解するのが苦手になっているのだと。

✓財布が小銭でいっぱいになり、パンパンに膨れ上がっていたり、
✓自宅のテーブルの上に小銭が散乱している、ケースに対しては、

請求書や領収証のため込み、血圧測定値の数字の意味など、
日常生活の中での小さな支援を行うことで、「不安の解消」につながるのだと気付いた。