周辺症状(認知症の行動・心理症状:BPSD)には、
徘徊、暴言、暴力、過食、興奮、不眠などの陽性症状(活動的な思考や判断、行動・心理)と、無気力、無関心、抑うつ、拒食、感情鈍麻などの陰性症状(不活動的な思考や判断、行動・心理)がありますが・・・

抗認知症薬そのものが、トリガーとなって陽性症状が増すのか?

それとも、抗認知症薬で認知機能が改善したところに
不適切な人が関わり、その関わりそのものがトリガーとなって陽性症状が増すのか?

どっちなんでしょうね・・・。
答えは、分かりません・・・。(ごめんなさい)

答えを、どっちと決めるものではなく、
人の関わり方の失敗によるトリガーだけは、
極力避けるというのが、納得できる答えなのかもしれません。

「物忘れ外来」で、症状が良くなる人は、
家庭での関わり方を一緒に学ぶ家族と一緒に来るケースが多いですし、

悪化する人は、一人または、詳しく知らない付添人と来ることが多い。

認知症予防薬が完成するその日まで。
私が持っている「ヒトグスリ」の効果・効能を高め続けたい。
そのように思っています。