少しずつ認知症が進んできたAさん。
食事の食べ残しが多くなってきました。

お盆の上の載っている幾つもの食器に戸惑っている様子。
そこで、1つのお皿にご飯と、おかずを載せてワンプレートにして、提供してみようと試みると、ぱくぱく美味しそうに食べられます。

しばらくすると、食べこぼしがおおくなり、殆ど口に入らない状態。
スプーンが握りにくいのではと男性スタッフは、スプーンの柄の部分を曲げてみました。
すると、またまた、ぱくぱく。

手首を返して食べる事が困難になって来たAさんだったのです。

息子さんから
「最近、ごはんを食べなくなった。ここでは(施設)食べてますか」と聞かれ、
現在の状況を説明。
「家では、そこまで手を掛けられないから、ありがたいです」

との言葉があり暫く様子を見る事に・・・