「お風呂に行きますよ」っといって、
スタッフが、Aさん(アルツハイマー型認知症の方)と一緒に居室を出る。

30mほどの廊下をゆっくり歩きながら、脱衣所に到着。

スタッフが当たり前にように、Aさんの
服に手を掛け、Aさんのボタンを外そうとすると・・・

「何ば、すっとか!!(何をするの!?)」
とAさんの拒否的態度。

スタッフは「・・・?」「お風呂ですよ!脱ぎますよ。」
Aさんは、「よか。入らん。(いいえ結構です、入りません)」

スタッフは「今日は、お風呂の日って言ったでしょ。」
Aさん「よか、汚れとらん(いいえ結構、汚れてませんので)」

スタッフは「何を言うんですか?2日前も入ってないでしょ!?」
Aさん「よか。」

こんな押し問答を見ていると、とても悲しくなります・・。

周辺症状製造者は、認知症の事を知らないスタッフ自身で、
そんなスタッフこそ、「認知症に対して、認知症」なのです。

模範解答は、下のコメントで紹介・解説したいと思います。