介護度はついていないけれど、少し虚弱であったり健康不安のあるかた、一人暮らしで閉じこもりがち…そんな高齢者のかたのあつまれる「いきがいデイサービスセンター」ではたらいております。

ご利用者の方々と過ごす毎日、感じたことを少しずつ書いていきたいと思います。

今日は、午前は「介護予防体操」、午後は「習字」という日。でも、皆さんそれぞれに思い思いのことをして過ごす自由度があるのが、ここの特徴です。
そんな中、介護予防体操参加者のRさん、「ここに来ることで元気になってきたので、利用者の皆さんに「ハンドマッサージをしてあげたい」と。
元々、プロとしてなさっていたかた。大病後でしたが、ここに通い始め、そんなお気持ちを取り戻してきたのです。『いきがい』になればと思い、午後の時間でやっていただくことにしました。
まだ65歳のSさん、80~90歳代のご利用者のかたがたに語りかけながら、丁寧にあたたかく、マッサージを施してくれます。
利用者のかたがたにも大好評。Sさんも、ますますイキイキされてきました。

他にも、80代のKさんには「ペーパークラフト」の指導者をしていただく日を月に2回設けています。少し体調を崩した時も、この日を目標に体調を整えて、頑張って復帰してくださいました。

いきがいデイサービスセンターで働くようになり、『いきがい』ってなんだろう?と考えるようになりました。高齢者のかたにとっても、自分にとっても・・・。

『誰かを喜ばせること』

高齢者のかたにとってもそうなんだな、と改めて感じました。
こんな機会をもっともっと・・・。