地域のDe-Vo(デーボ)から、こんな地域の情報が入ってきた。

Aさん宅のおばあさんは、
認知症と診断され、数年が経過。
要介護認定を持っているものの
介護サービスは、何も使っていない。

どうやら、以前に訪問介護のサービスを
拒否したことがあるらしい・・・。

他人が家に入るのを、とことん嫌がり、
部屋の中は足の踏み場もない・・・。

要介護認定を持っていても、本人が嫌がるならば
仕方がないと、家族もあきらめた様子。
「死ぬまでの辛抱・・・(家族談)」

家族で県外から、引っ越してきたが、
症状は徐々に悪くなっているとのこと。

繰り返す物忘れに加え、最近では、
おばあさんがお嫁さんに嫌がらせもするらしい・・・。

どんな嫌がらせかと尋ねると、
排せつ物が入っている汚れたオムツを台所の上に置くらしい。
「早く死んでくれればいいのに・・・(家族談)」

さて、ホントに嫌がらせでしょうか?

私は、認知症の正しい理解と、
地域包括支援センターの啓発の必要性を強く感じました。
皆さんの地域で、こんなケースありませんか?

現在、地域包括支援センターやDe-Voと連携し、
Aさん宅への関わり方を計画中です。

(地域包括支援センターが、突然訪ねる方法もありますが、)
明日は、De-VoがAさんご夫婦を自宅に招き、
現在の介護負担の程度と支援ニーズを聞き取ると共に、
会話によるストレス発散効果をねらいます。

De-Voに感謝!!!

※De-Vo(Dementia's -Volunteer:認知症対応ボランティア)
 地域で生活する認知症の方とその家族を、住民と施設が連動して
 支え合う認知症対応システムです。